里帰り出産のこと③

産まれるまで

仕事で帰りが遅くなっても気を遣わなくていい利点もあるが、やはり誰もいない暗い家に帰ってくる寂しさや、体調の変化をそばで感じ取れない、胎動を手で感じられない寂しさは、それ以上だ。

妊娠が分かった時の話、里帰り出産をするにあたって、病院を決めた時、意外とすんなりとは決まらないものだと感じた。

送り出す病院(住んでいる近くで普段検診に行く病院)を決めるとき、双子ということで、大きい総合病院が選択肢となる。うちの近くで候補は3ヶ所。妊婦の体で通わないといけないので、通いやすいのが第一。ところが、2駅先の駅から近くて通いやすい第一候補は、里帰りを認めておらず、NG。1駅先だが駅からは少し歩く第二候補は、OKでそこに決定。

受け入れる病院(里帰り先で出産する病院)は、こちらも身重な体で通うことになるので、また出産してからも検診で行くので、通いやすいこと、そして何より、安心して出産できる病院が第一。NICU(新生児集中治療室)など万が一の設備が整っていること。
NICUってこんなところ|早産児の健康を応援するサイト スモールベイビー.com

双子+里帰りは、病院を選ぶほどの選択肢も、悩む暇も、ない。

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