明日を控えて

産まれるまで

明日はいよいよ5月25日、出産予定日。

妻は明日の帝王切開の手術に備えて、今日再入院。またも個室のMFICUで嬉しそう。

私は明日休みを取ったので、といっても立ち合いも面会も許されないので、家でとにかく無事を祈るのみ。

ふたりは明日外の世界に出ることは分かってるのかな。まだママのお腹の中が居心地良いみたいで元気に動き回るみたい。経膣分娩と違って子どもたちの意思なく出されてしまうのはちょっとかわいそうな気もするけど、安全第一なので、明日は頑張って泣こうね!

思い返せば、10月に妊娠が分かってから、不安と安心を繰り返す日々でした。
多胎妊娠のリスクを知っては不安に煽られ、検診でふたりが元気な様子を見られれば安心し、一喜一憂の日々。

9週の壁、12週の壁など、ここを超えたら生存率が上がるという壁が毎週のようにある。それを超えては、もう大丈夫だね、やっとここまできたね、まだ先も長いな、なんて話し合う日々。
少しでも都合の良い数字を見つけては、安心しようとしていた。

妻がつわりでつらいときには、ただ「大丈夫だよ」と言ってあげることしかできず、
またお腹が大きくなって一番つらい時も、里帰りのため側にいてあげられず、
結局何もしてあげられなかったことには罪悪感を覚える。

その分は、育児で返したいと思います!ママがつらいときはパパの出番!

今日からは37週に入り、正期産と呼ばれる週数に。

ここまで頑張った妻にはほんとに感謝!
ふたりをここまで育ててくれて、守ってくれて、ありがとう!

その大きなお腹をした体では、何事も思うようにいかず、身体的にも精神的にもつらかったと思います。とにかく明るく前向きな妻だけど、35週ごろにはさすがに弱音もあったね。もう産んでもいいかな…と。

それでもふたりのため、予定日、正期産まで頑張る決心をしてくれ、耐えてくれた妻には感謝しかありません。

妊娠のつらさは絶対に男には耐えられない!
妻が本当に尊く感じます。

コロナ禍の妊娠、出産は制約も多かった。
検診には一緒に行けなかったし、里帰り先に気軽に会いに行くこともできなかった。
そして明日も立ち会い、面会もできません。

ふたりは大変な時期に産まれてくることになるけど、親がしっかり守ってあげないと。

母子ともに安全で、健康に出産を終えられますように。

4人家族になる大切な日。幸せな1日になりますように。

タイトルとURLをコピーしました